幸運のつかみ方

3. 幸運と悪運


幸運と思えるものの中の、半分以上は、実は悪運だと言う話。
悪運? 
悪運とは良くない運。
でも良くない運でも、不運とは違う。
悪運と幸運の違いを見分けるのは、実はとても難しい。

悪運に出あった時には、100%の人が、幸運に会えたと勘違いする。
悪運は「ラッキー!」の原因なのだから。
賭け事に勝った。
願ってもない大きな契約が、思いもかけないところから飛び込んで来た。

これらは、代表的悪運の顔だと知ること。
幸運は力のある妖精、悪運は力のあるお化け、両者似ていて全く違う。
努力をしていなかったのに、成果が先に手に入る。
こんなに嬉しい事はない。
しかし、悪運なのだから喜んでいられるのは、そう長い時間ではない。
そして、喜ばされる時間が長くない方が、結果的には傷が少なくて良かった。
そう、悪運は、幸運のそっくりさん、似ていて非なるもの。
本物の幸運だと信じでもしたら、とんでもなく危険な事態になる。
手に入った大金に舞いあがって、大事なものを失い取り返しがつかないことに。
大事な人の安全が消える、信頼を失う、愛を失う、誇りを失うなどなど。
しかし、悪運も不運ではなのだから、取り組みさえ間違えなければ、
いつの日にか、もっと大きな幸運に生まれ変わることもある。
そのポイントは、支払いが先であると決めること。  
 

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