東北関東大震災

3月21日 新しい「運」を造らなければなりません   

昨年暮れに見た2011年日本の景色

去年暮れ、今年の日本の運勢を知ろうと「気」を一気に集中して観た景色、 それが未曾有の大水害でした。
人々の足元に寄せて来た水が、どんどん高さ、広さを増して行く。
人々の暮らしが水の中に沈み、その膨大さで国が崩壊するのではと心配でした。
水に襲われる大不幸、未曾有の水害に対面する景色。
この景色は、頭の中にはっきり観えているものなのか、単なる夢なのか。
未曾有の水害が起きるなんて話を誰が一体信じるでしょう。
自分だって信じられないのですから。

身のまわりは、相変わらず静かな部屋の中です。
妄想かな、勘違いかな。
そこで、もう一度強く「気」を集中しても、やはり同じ景色が観える。
それより、2回目には、ただの水害ではない様子なのです。
その先に煙の様に更に大きな災害が観えました。
水害は未曾有のすさまじさ、しかもその先に更に大きな不幸が待っている。
国を崩壊させる規模、多く国民が消えて行く不幸がぼんやり先の方に観える。
恐ろしい水害は、もっと恐ろしい災難の始まりらしいのです。
眼を開き、観た景色は妄想だと、改めて信じようとしました。
もう観ない様にしよう、きっと間違いなのだから忘れてしまおう。
でも・・・もしこの未来が実際に起きるのだとしたら・・・。
今、観えるということは、それが起きる可能性はあるということ・・・。
やはり発表しなければ・・・例え、気が狂った妄想者と批判されても。
そして今年の運勢を書く決心をしたのです。
昨年暮れに観えた景色が、今年の我が国の運勢であると。

観た景色以上の不幸な景色

そして、その時に観た景色以上の不幸な景色が現実になってしまいました。
しかし、それはゴールデンウィークの後の頃だと思っていました。
3月11日、大きな地震を感じたそのすぐ後の大津波洪水。
ああ、何てことなのだろう、心臓が止まりそうでした。
その後2日間は、震えながらテレビに釘付けにされていたのです。
申し訳ないほど平和な暮らしの中、何かを伝えなければならないのか。
単に、人心を乱すことにしかならないか。
そんな時、一人の女性が、今の考えをブログに書くことを勧めてくれました。
そうだ、今のこの心の声を書き遺し、多くの人に訴えよう。

そして、昨日3月20日、現地に残った「運」が尽きる9日目を迎えたのです。
昨日は、駄目だ駄目だと言いながら、立ち上がれなくなりました。
このままでは、アウト、駄目です。
まだ大きな災害が来ます。

被災者の方々は、すぐに襲ってくるもっと大きな不幸には立ち向かえません。
早く、先を見通す力の強いリーダーが、正しい方向へ先導して行かなければ。
これからたくさんの方々がどんどん亡くなってしまいます。
身体の中にあった耐久力が、漏出してしまう人が日に日に増えるでしょう。
残っていた「運」は尽きているのですから、早く新しい「運」を造らなければなりません。
今のこの状態のままでいては、駄目なのです。

ぼやっと昇る煙のようなもの

ぼやっと昇る煙のようなものが観えます。
この煙は、何だろう、噴火か大火災だろうか。
煙は空へ向かって立ち昇り、地球に覆いかぶさったら空から降ってくる様です。
地から、自分自身の中から湧き上がって空から降って来る煙?
煙は、国土の中から、身体の中から立ち上がり、同時に海からも攻めて来ます。
これは、火山の噴火などという、簡単なものではない。
眼に見えない恐ろしいお化けのような煙・・・放射能か?
そう、放射能なのでしょう、眼には見えない煙のようなものの正体は。

ギリギリセーフだった筈の放射能飛散は、根本のところで解決しなかった?
せっかく頼もしいヒーローたちが命がけで助けてくれた「運」を無駄にしつつある?
大津波の後には、放射能被曝という恐ろしい災難。
高い地位にリーダーがいないから、9日目からの「運」が造れないのか。
リーダーがいれば、恐ろしい煙を空高く立ち昇らせることはないのに、残念です。

*福島第一原子力発電所から放射能の飛散は止まりません。
*北海道と九州以外に住む人々は、否応なく被爆します。
*放射能が漏れ出すのは、福島の原発だけではありません。

つまり煙の本体は、放射能だった様です。
日本中の原発所ではその予防措置を今すぐに取らなければ間に合いません。
今、すぐに全ての原発所では、災害対策の措置を取り直すこと。
それにより、電力不足と生活の混乱は発生しても、今ならゼロにはなりません。
大災害が、必ず再び押し寄せると信じて動き出さなければ国が崩壊します。
国が崩壊したら、停電も操業停止も、合格も落第もみんななしです。
何もなし、生活も希望も夢も、国民も・・・皆なしです。

大変残酷な言い方ですが、もう、辛いと嘆いている場合ではなくなりました。
ああ可哀そうと同情している場合ではないのです。
早く家に帰りたいなんて、絶対に実現しない夢を語っていたら駄目なんです。
今、自分たちで「運」を造り出そうと働き始めなければなりません。
嘆いても仕方がないですから、立ち向かい方のお話をしましょうか。

新しい「運」を造り出す

<被災者の側>

1.家へ帰れる夢は諦めましょう
故郷に戻りたい、懐かしい家へ帰りたい夢は諦めなければなりません。
それが被災者の心からの叫びを否定する惨い言い方であること承知していますが、
その夢は決して実現しないのですから。
懐かしい生活の全ては、海の彼方へ行ってしまいました。
悲しいけれど、この状況下で命を失うよりははるかに良いと思い直して下さい。
潔く、家に戻れる夢は諦めて、新しい生活に心を向けましょう。
命は「気」の出がなくなると、音もなく、停電のように消えます。
命が消えたら苦しむこともありません。
でも楽しむこともできません。
折角助かった命を大事にしましょう。
こんな悲惨な状況の中で亡くなるなんて、嫌ではありませんか。

家に帰れる夢は、違う夢に変えて下さい。
支援物資が届いて安心した途端に「気」が消え、命が消えるなんて駄目です。

2.活動を始めなければなりません
不自由な生活改善に向けて、動きを始めましょう。
無人島に漂流した様なものだと覚悟して、働き始めましょう。
燃える物を集め、火をおこし、葉を集めて寝場所を確保するのです。
無人島ですから、手分けをして動かなければ、すぐ日が傾き暗く寒くなります。
燃やす材木や葉を集めながら、泉を見つけ、食糧も探さなくては・・・。
リーダーに従って、受け持ち分担に精を出し生き延びる方法を組み上げます。
そう、安心できるトイレも造る様に、彼が指示を受けていました。

3.弱音を口に出さない
弱音を吐かないと誓います。
肩を寄せ合う生き方から、自立する心を持ちましょう。
弱音を吐いても、心の平安は戻って来ません。
支え合うことはとても大事なのですが、寄りかかりと混同してはいませんか。
寄りかかるだけの生き方をしていたら、「気」は耐えてしまいます。
自立できない人たちの悩みや苦しさが、煙となって立ち昇り始めています。

ああ、辛いなあ、悲しいなあ、疲れたなあ。
この煙は、人の魂、放射能と同じ諦め、後ろへ向かう「気」。
さみしい魂は、誰かの魂も誘って空へ昇ろうとしています。
弱音を吐く呼吸にのって、魂が少しずつ天空へ消えて行く、
それがたくさん集まって煙に感じられました。

4.役に立とうとしましょう
誰かの役に立つことを探しましょう。
動いて役に立てて「有り難う」とお礼を言われて幸せを感じました。
寒くて震える同じ被災者のため、火をおこし、熱くなった石を持って行く。
自分にもできることを探して、役に立とうと思えた人には「気」が戻ります。
皆で大きな穴を掘って、近くにトイレを造るとか・・・。

5.笑顔を誘いだしましょう
健康を取り戻し、隣の人から笑顔を誘いだしましょう。
この先、被災地には放射能が飛散します。
たくさんの専門家が頑張っても止められなかった、残念なことでした。
でも、それは命を取られる程の量ではありません。
そのことを、被災者の笑顔で、日本中へ発信しましょう。
原発所の近くの私たちだってこんなに元気なのですから、安心して下さい。
被災者の元気な笑顔が、次に日本に迫る大きな災害を未然に防げるのです。


<被災しなかった人々>

1. 杖も薬も無用です
杖も薬も必要としない健康体でいることが、災害を受けなかった者の責任。
いつでも誰かを助けられるため、杖なしでも自力で歩けることが第一歩です。
二歩目は、薬がなくても、病院が近くになくても生きられる健康体の維持。
毎日1時間歩き、1時間ストレッチ体操を続ければ健康維持は簡単です。
一生の間には、想像もしなかった展開が起きるかもしれません。
そう今回の様にです。
そんな時、助ける側にまわりたくても、健康でなくては無理です。

2.今の仕事に精を出す
先月以上の力で、仕事に精を出して稼ぎましょう。
被災した方々は、仕事をしたくても当分は見つからないのは仕方がありません。
電気の供給量は減るでしょうから、仕事の進め方にも工夫が必要になります。

3.この災害は国中が受けたものです
今回の災害は、被災者だけが受けたものではなく、国中が受けたものだと日本中が理解する時が来ます。
たまたま津波の水が、ここまで届かなかっただけでした。
国中が宇宙から叱られたのですから、被災者は日本国民を代表したと言うことです。
ですから、被災地を離れてこちらへ来たい意向の人がいたら、いつでも受け入れられる態勢で暮らしましょう。
家の中をきれいに整理整頓し、清潔な空間を多くして生活すること。
毎日、清潔になっている部屋部屋には清潔な空気が満ち、良い香りが漂う。
お香を焚くのも良いことでしょう。
こうして何日も避難所の暮らしで心も身体も疲れ切った人が癒やされる空間を用意しながら、毎日を暮らします。

この心の緊張感が、災害を受けた方々への祈り。
祈りは、地球の裏側へだって、瞬時に届けられます。
日本中からこの祈りが、5次元の便に乗って届けられたら、避難しておられる人々の背中が温かくなり、心はほっと安らぎを感じてくれるでしょう。
きれい事でも、情の優しさでもない、本当の愛を送りましょう。
1日も早く、健やかで穏やかで平和な暮らしが戻りますように、一心に祈る。
清潔に清められ、香りの良い部屋で、一心にです。

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