幸運のつかみ方

13.幸運が好きな大器


大器とは、自分の未来に期待を持つ心の人。
心は未来にいるから、現在受ける周囲からの反応は、大して気にならない。
では不真面目なのかと言えば、それが全く反対で、本人は大真面目。
大真面目なのに、どこかポイントが外れている、ピントがはずれている。
生まれ持った能力や才能や経済的豊かさを、悪運だと感じている。
悪運の大きさに見合うだけの努力が出来た暁には、幸運としてありがたく頂こう。

心が控えめで、横柄ではなく、ある意味恵まれた生まれの人、大器晩成の心。
大器の特徴は、ちっとも焦らないから、本人の代わりに周りが焦ることになる。
時間を立体的な観念で捉えていて、何時までにどうかしなければとは思わない。
頑張ったのに、3年浪人しちゃって、実力が足りないんだな、仕方がないな。
でも、受験は止めませんよ。
だって、この大学へは、どうしても行きたいんですから。
そのうち、受かるでしょうから、そう心配しないで大丈夫です。

現在も、未来も一緒に心の眼で見ている、いわば心は複眼に出来ている。
単眼でも複眼でも、人の心の眼に見えた物は、必ず存在している。
複眼の心が、未来の世界に見た物も、時間帯のどこかにはしっかり居ることだ。

つまり、大器とは、心の複眼が、未来の景色もはっきり見ている人のこと。
現在だけで生活する人間から見ると、頼りなげで、とらえどころがないけれど、
はっきり未来を見ているから、目指す目的地への意志は揺るがず安定している。
現在に神経を使うしっかり人間よりも、しなやかできっちりした意見を持つ。
頼りなげ、ピントが外れてそうではずれてない、生まれっぱなし、
欲なし大器の心の隣に、幸運の妖精が座っている。
ここは、幸運にとっては、最高の居心地良い転がり先のようではある。

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